愛群

2008年11月9日 食べ歩き
うちの家族の中では 時間を有効に使っていろいろなことをしたいと プランを立てておいて てきぱきと行動するのは長女だけで 母と息子と次女は 今日中にこれとこれをしなくてはいけないとわかっていても 最後の瞬間までぐずぐずしているというタイプみたいな気がします
次女が横浜に帰ってきたので 中華街に言って朝粥かなと思っていたのですが 気がついたら そのまま家でのありあわせご飯になっていました
今回は美味しい杏仁豆腐が食べたい というリクエストで息子が情報を集めていたので 横浜駅方面に2~3の用事があるらしいから それをすませてから中華街かと思っていたら いつの間にか夕方になっていて 雨模様で外が薄暗くなってきてしまいました
困ったことに こんな風にどんどん予定が後ろにずれていくのは 日常茶飯事で 結局 先に早めの晩御飯で中華街に行くことになりました
関帝廟通りにある 愛群(アイチュン)という 1階にはテーブル席が4卓しかなくて そのまま調理場に続いてるみたいな小さなお店ですが みんなこういうのが世界の中華街のスタンダードだと思ってるので 全然気になりません
お奨め料理の帆立といかの炒め物と 五目焼きそばと牛バラご飯と 杏仁豆腐を食べたのですが この帆立といかの炒め物が絶品で 程よく下味がついていて しかも材料の食感を損なわないような絶妙の火加減で 久々に本当に美味しい中華炒めを食べることができました
それに 焼きそばの麺もあんも 我々が好きなタイプのものだったので 大喜び
プーアル茶をポットで頼んで 飲んでいたのですが 途中で茶葉を取り替えてくれて 最初から新しい葉で入れていたんじゃなかったの?とちょっとびっくりもあったのですが 調理している人が 単に日々の繰り返しで料理を作っているのではなくて ちゃんと食べる人のことを思っているのだなということが伝わってきて 幸せな晩御飯でした

 
夕べ遅くの新幹線で 次女がようやく 忙しさの合間をぬって 実家に帰ってきてくれました
家族が1人増えるたびに 楽しさもにぎやかさも笑顔も 倍増していきます
最近の若いお母さん達は 賢くて容姿にも経済的にも恵まれているのに 何故か 子供は1人でいいとか 2人いるからもう充分 などという人が多いので 余計なお世話だとは思いつつもついつい子供が3人以上いると どれだけ楽しくて幸せで良いことがあるか ということを力説してしまいます
今回も半年振りの再会ですが 新幹線に乗る前に 家に帰ってからご飯が食べられるなら お弁当は買わないで 空腹を我慢するんだけど・・と電話がかかってきたので 着く頃を見計らって 炊き立てご飯と簡単なおかずを作って待っていました
いつもお土産をたくさん抱えてきてくれるのですが 今回の目玉は 神戸牛すきやき旨煮と 美味しいロールケーキが食べたいという 兄からのリクエストに答えて 竹炭を生地に練りこんだ真っ黒なロールケーキの 京黒ロール くろまる 
他には 旅行や出張のお土産の 海苔とかラーメンとか ジョギングウェアやソックスで 例のごとく スーツケースは満タン状態でした
息子が 昨日の朝の出掛けに みかんを買っておくのを忘れないように と念を押してくれたので うっかり忘れたら大変と 次女が大好きなみかんをたくさん買ってきて かごに山盛りにしておいたので それを見てとてもうれしそうでした
朝はゆっくり寝ているかと思っていたのに 一緒に豆乳を買いに行くと言って起きてきました
近所の豆腐屋さんに行って 作っているところで買うのは珍しかったらしく いろいろお店の人に質問したりして 面白そうに見ていましたが そういえば今夜はおでんが食べたいと言い出したので 豆腐のほかに蒟蒻やしらたきやがんもも買いました
夕方には 息子が出かけてしまったので 娘と二人で 横浜橋まで漬け物を買いに行って 桜木町の地下の八百屋さんやスーパーにも寄って 材料をそろえて 家に帰っておでんを煮たのですが たまにしか作らないので いろいろ入れようとしすぎて お鍋がいっぱいになってしまって 途中から 別のお鍋に一部を取り分けて煮ることになってしまいました
え?今まで入れたことないかも知れないと思いながら 娘のリクエストで 筍がはいって 大根がたくさんとじゃがいも  つみれとちくわ麩ははいるけど はんぺんもちくわも卵もなしという ちょっと変わったおでんになりました




現在進行中の 息子がやっているダイエットは 一日の摂取カロリーを 1500KCAL以下に抑える というものらしいので 母親としては できるだけ協力しなくてはと 一日のうちで唯一彼が家で食べる朝ごはんのカロリーに 気をつけています
実際には 偏食にならないように 500KCAL程度というのを目安に なるべく肉類よりも魚介類を使うようにして カロリーが低いといわれる海藻・きのこ・こんにゃく類 そして 野菜料理を中心に考えています
大体毎日 ご飯は茶碗に3分の1ぐらい それに味噌汁かスープ ミニトマト・漬物や佃煮など何種類かをそれぞれ豆皿にいれて その日の朝に作ったおかずを2~3品といった献立です
今日作ったのは 自家製の真鯛の粕漬け(真鯛の切り身がセールだったで・・・)と アボカド 昨日は 牛肉・長ネギ・糸こんにゃくの甘辛煮と大根の煮物だったかな
肉類は 脂身をなるべく取り除いて 炒め物は鉄鍋にふたをして 油を使わずに 火の通りにくい野菜はあらかじめゆでておいて 蒸し焼き状態にして作ります
今まで知らなかったのですが 健康食といわれている豆腐も胡麻も 意外にカロリーが高いということで あまり度々使わないようにしています
朝とお昼の合計カロリーが低い時には 大好物のデザートを食べられる余裕ができるらしくてそれを楽しみに 食べ過ぎないように気をつけているようです
ここのところ 大台をひとつクリアして 目標体重まで 減らさなければならない数字が もう一桁になっているので 最後までしっかり頑張って欲しいなぁ と思ってます


81歳になってしまった母は 自分がどんどん年をとっていくという自然の摂理に 時折耐えられなくなるらしく 年寄り扱いされることに ひどく傷ついて腹を立てます
もともと気丈な人なので 自分がうっかり間違えることなどありえないと かたくなに思い込んでいて 周りの人に 機械が間違えることは絶対にないから あなたの間違いです と言われることを とても理不尽なことだと感じてしまうようです
数字の打ち間違いなどのミスは どんなに若くても 誰にでもあることだから そんなことを気にして 落ち込んでしまってはダメと言っても みんなが自分よりも機械の方を信じていることに どうしても納得がいかず 自尊心を傷つけられる様子です
この分では 今後 自分にも間違いがあるかもしれない と思えるようになる日が来るとは ちょっと想像できなくて あまり強く言い聞かせても意味がないかな と 適当なところで お茶を濁してしまいました なかなか難しいことです
まだ記憶力もはっきりしていて 自分でどこにでも出かけていって いまだに ちょっとしたボランティアの仕事や習い事などで 娘よりもずっと忙しい日々を送っている活動的な母です
行き届きすぎるよりも 1人暮らしで できるだけ何でも自分でしなくてはいけないことが 良いらしいと 自分でも思っているようですが きっと本人が気がつかないところで いろいろな方のお世話になっているのだろうと思います
鎌倉の古くからある住宅街には そんな風に 自分で意識しないうちに いつの間にか年をとってしまったような大勢の人達が 何十年も同じ場所に暮らしていて 肩を寄せ合って 助け合いながら 生きているのだな という光景が あちこちで見られます
実家に行く道すがら 見慣れた家々にも 少しづつ変化がありますが 表札に昔ながらのなじみのある苗字が出ているところも まだ半数以上あって 我々が子供の頃には 直接お付き合いがなくても 皆さん顔見知りで 道ですれ違う時には 必ずご挨拶したものだったなと 当時を思い出してしまいました
自分も それなりに年をとっているのだというのを 卑屈にならずに 適度に自覚するのは なかなか大変そうなことです
実家で半日 ちょうど届いていた 新しい掃除機と物干し台を組み立てて 家中掃除機をかけて トイレのタイルをピカピカになるまで雑巾がけして 棚にたまった埃をはらってと ちょっとした大掃除をしてあげたら 母がとても喜んでくれました


アメリカ大統領選挙で 民主党が政権をとりました
8年前に 共和党のブッシュ氏が僅差で民主党のゴア氏を破った時に感じた これから戦争があちこちで起こって また弱いものが傷つく世の中になってしまう というやり場のない怒り どうしようもないような絶望感から やっとやっと開放される日が来ました
そのことだけでも 本当にうれしくて 涙が出そうです
民主党候補を決める予備選の時には 当初はネームバリューや資金量で不利と思われていたオバマ氏が 絶対的な本命と言われていたヒラリークリントン氏を大激戦の末に破りました
クリントン氏は ずっと 女性初の大統領になることを 目指してきた人なので 頭の中には どのように合衆国を動かすか というビジョンが ぎっしりと詰まっているはずだから 是非そのお手並みを見せて欲しいものだと思って 応援していたのですが その機会が永遠に失われてしまったのは 残念なことだったと思っています
それはそれ 人種的にも生い立ちにも 多様なバックグラウンドを持つ新大統領の誕生は 文字通り 世界を変えるできごとです
アフガニスタンやイラク派兵に伴う戦費の増大の為に 貧しい人々や子供達のための 厚生や教育予算が どんどん削減されていくのを 大学時代に目の当たりにして とても心を痛めてやりきれない思いをしていた次女が オバマ氏の当選が確実になったとたんに 何と出張先のベトナムから 喜びに声を弾ませて 電話をかけてきました
全く予想していなかったので 思わず え?今日本にいるの? などと 的外れな間抜けなことを口走ってしまった母でした  あ~ぁ も~ぅ
生スポーツ観戦は 大好きで 機会があると 喜んで出かけていきます
タイにいる時には  テニスのバンコクオープンやパタヤオープンがあるので さすがに 世界のトップ5はめったには見られませんが トップ20までの選手だったら 何人も間近で見られてラッキーだなと思います
女子ゴルフの大きな大会も パタヤであったので この時には ソレンスタムやクリーマーと言った 文字通り世界のトッププロ達のプレーを 目の前で見ることができました
以前は野球観戦も大好きで 特に プロ野球のファームチームの試合には よく1人で出かけたものですが タイに引っ越してからは ちょっと興味が薄れてしまって シーズン中に帰ってくることがあっても あまり野球場に行くことはなくなってしまいました
過去には ラグビーやアイスホッケーの生観戦をしたことがありますし アメリカに行った時には サンフランシスコでMLBのジャイアンツ対ロッキーズ ワシントンDCでNBAのウィザーズ対ピストンズを観戦することができて どちらも忘れられない思い出になりました
それで本日は 人生初のサッカー観戦ということになったわけなのですが もともとそれほど好きなスポーツというのでもなくて ちょっと興味本位で たまたま全日本の試合を見ていた時に目に付いた 中村憲剛選手のプレーを生で見られたらいいなと思って 川崎フロンターレとモンテディオ山形の天皇杯の試合を 等々力スタジアムまで 見に行ってきました
試合自体は 得点になるかどうかは別にして(!?)名高いフロンターレの怒涛の攻撃を 存分に目の前で見られて なかなか楽しかったのですが 心の自由はとても大切だと日頃から思っているので やはり みんなで同じ格好をして 声をそろえて 同じ動作で というなかば強制されたような応援の仕方に どうしても違和感を感じてしまって 多分日本で観戦するのはこれが最後かなと思ってしまいました
一昔も前には 日本人ツアーの評判は 決して良くはなかったのですが 今や タイであまり良く言われないのは 韓国・中国・ロシアというところらしいです
もちろん 未だにマナーが悪い日本人は時折見受けられます
一番気になるのは 若い人達が 見るからに不潔な薄汚い格好で はだしにビーサンという姿で 高級デパートやホテルに 平気で出入りしていることです
東南アジアなんだから 別にかまわないだろうと思っているのかもしれませんが  現地で暮らしている同国人にしてみたら せめてひげぐらい剃ってくれ と言いたくなります
でも もっとマナーが悪い人達がいるおかげで(なんだか悲しいけど)最近では それほど毛嫌いされるということは なくなっているようです 
横浜中華街でも よく お店の人の感じが悪い 愛想がない 接客態度がなってない などということを耳にしますが 確かに 料理はそこそこ美味しいけれど 度々嫌な思いをしたから もう行きたくない というようなことが現実にもあるようで これはなかなか難しい問題のような気がします
で 今回は よく中華まんを買いに行くお店のひとつ 太湖 のお隣にあって ちょっと古めかしい昔ながらの中華街のお店という雰囲気の 楽園 に行ってみました 
そんなにいろいろ食べてみたわけではないのですが ご飯物よりは麺の方が美味しいかと・・
汁麺の具の 薄切りにした鶏肉が しっとりとして程よい塩味で 美味しかったです

イベントピアス

2008年11月1日 日常
最近は日本でも 耳にピアスの穴を開けている人が増えてきたのでしょうか
どうも日本人は 体に穴を開けるということに(大げさだよね)過大な抵抗感があるようで 30年近くも前に 最初にピアスをあけようとした時にも 親からもらった大切な体に自分で傷をつけるなんて などと あちこちから非難のまなざしが飛んできました
そんな考え方が一般的だから 世の中の価値観に逆らって生きてることを みんなに認めさせようとする若者が 顔のあちこちにピアスをしている というイメージが できあがってるのかな とも思ったりします 
私は耳たぶが薄いので 普通のイヤリングをすると よほどきつく止めておかなければ 落としてしまうので ちゃんとアクセサリーをして出かけなくてはいけない時には 耳たぶが我慢できないほど痛くなってしまって とても辛い思いをしていました
きっとそういう人って多いんだろうと思います
それで 最初にバンコク駐在になった時に 子供も大人も 誰もがごく普通にピアスをしているのを見て これはやってみる良いチャンスだと気がつきました
日本で耳に穴を開けるというと 自分でやったら化膿してしまったとか 耳たぶにはつぼがあるから 間違った場所にあけると大変なことになるとか そのほかいろいろなうわさが飛び交っていて それだけで尻込みしてしまっている人もいるようですが バンコクでは ただ デパートのピアス売り場に行って あけてくださいと言うと 最初にするピアスを選ばせてくれて それを ホチキスのような器具にセットして プチッとされて 簡単に終わります
その場で ちゃんと消毒してくれて 後のケアの仕方を説明してくれて 1か月分の消毒薬とピアスのお金を払えばよいだけです
自分でやってみて 今までさんざん痛いのを我慢してきたのは いったいなんだったんだろうというぐらい あっけなく楽になったことに 感激してしまって それ以来 ピアスをしてない人には 絶対にやったほうが良いよ と奨めています
この間 SUNAMOに行った時に ちょうどハロウィーンの前だったので ちょっと可愛らしいかぼちゃやお化けのピアスが売られていて 友達が3組セットを買ったので そのうちの黒猫のものを貰ってしまって 1週間ほどつけてました
黒なので 髪の毛の色にまぎれてしまって あんまり気がつく人はいなかったみたいですが こういうのをしてるだけで 楽しい気分になれちゃいますね

転勤・転居生活をしていると 住む場所が変わるたびに 新しい友達ができます
海外転勤だと いろいろな場所から 年齢も境遇も違う人達が集まってくる所に 暮らすようになるので それはそれで 様々な出会いができて なかなか面白いです
パタヤのコンドに引っ越した時にも 年齢の近い人が5人ほどいたので 一緒に市場に行ったり テニスをしたり 本の貸し借りをしたり たまには誰かの家でご飯を食べたりと 気楽に楽しいお付き合いをすることができました
サラリーマン社会なので いくら仲良くお付き合いしていても 大体3~5年ぐらいの駐在期間を過ぎると 帰国するケースが多くて 残念なことに 周りにいるメンバーはどんどん入れ替わってしまうのです
そんな 仲良くしていた方のお1人で 今年の7月に日本に帰国されたばかりの方が 同じ神奈川県内にお住まいなので 連絡してみたら とても懐かしがってくださって 鎌倉でお昼でもご一緒しましょう ということになりました
駅前で待ち合わせをして いかにも鎌倉らしい 路地を入った住宅街の中にある 1軒家を改築したと思われるレストランに向かいました
シジュウカラやリスが遊ぶ 庭に面した洋室に ピアノが置かれていて ほぼ満席になっているテーブルは 平日の昼間なので さすがに女性客ばかりです
年配の女性が サービスをされていたので 少し期待していたのですが お料理のレベルも料金も 観光地のもので ちょっとがっかりでした
鎌倉は30年も暮らしていた所なので 折角地元をご案内するんだから どこか観光客があまりいない静かな場所に行かなくちゃと考えて 小学生の頃によく遊びに行ったお宅があったのは 浄光明寺の奥だったかなと思い出したので そちらに向かって歩いていきました
途中 鎌倉五山のひとつで 北条政子と源実朝の墓があるので有名な 寿福寺の前を通りかかって このお寺の佇まいも大好きなので 寄り道をしてみました
山門から本堂に続く道が 苔むしていて 静寂に包まれて 心が澄んでいきます
浄光明寺は 鎌倉時代の建立で 鶴岡八幡宮の宮司の墓所もあって とても由緒のあるお寺なのに 主要な通りから離れていて 観光バスも入れないようなところなので 大雑把な観光案内には載っていなかったりしますが あまり大勢の人達で混雑して欲しくないな という思いもあるので かえってそのほうが良いのかもしれません
平家物語の冒頭にでてくる沙羅の木や 市の天然記念物の巨大なイヌ槙の木があって きれいに掃き清められたお庭をめぐっているだけで 清々しい気持ちになることができます
そこから少し坂をのぼったところに 鎌倉十井のひとつである 昔と少しも変わらない泉の井戸が そのままあったのが とてもうれしく 子供の頃の記憶が甦ってきました
お寺にも 家々の生垣にも 萩や金木犀がそこここにあって もう少し秋の早い時期に来ていたら さぞよかったのだろうに 残念ながら気がつくのが遅すぎました
最後は裏道を通って八幡様まで行って そこから又裏道を通って駅まで戻って 駅の周辺を歩き回って 少し買い物をしてから電車に乗って ちゃんと横浜の家に帰りました・・・・
長時間鎌倉を歩き回っていると 昔の感覚が戻ってきてしまって そのまま実家に帰ってしまいそうになるのが こわいです


以前 次女と一緒に デパートの食料品売り場を見て歩いていた時に 漬物やさんで試食をさせてもらった 山芋漬けが とても美味しくて はまったのですが いつも日本に長くいないので そのままそのことはすっかり忘れてしまっていました
先日新米を買った時に 美味しい漬物が欲しいなと思って そういえば 横浜橋に美味しい漬物を売っているお店が確かあった ということを思い出して 記憶を頼りに行ってみました
久しぶりに歩く横浜橋商店街は 路上に屋台がでていて そこに商品を並べているので いつも以上に混み合っていて 活気があって 相変わらず外国語が普通に飛び交っていました
端から端まで歩いてみると 記憶が違っていたのかもしれませんが 思っていたよりも小さな間口の漬物やさんに 大根や胡瓜や白菜などの漬物が 所狭しと並べられていました
早速目に付いた べったら漬けとミニ胡瓜を買うことにして 他に何かないかなと周りを見回したら そこにあったのが たまりとしそとわさびの3種類の山芋漬けでした
たまりが一番人気がありますよ と試食させてくれたので これも買うことにして 家に帰って 炊き立ての新米と一緒に食べたら これがもう感動的に美味しくて 日本人であることの幸せを めいっぱい味わってしまいました 
特に山芋漬けは しゃりしゃりとちょっと癖になる食感で またまたはまってしまって 連日のように買い物に行って いろいろ試してみたのですが わさび風味は 一口噛んだ瞬間から しっかり鼻にツンとくる辛味があって かなりハードな経験でした

バンコクからパタヤに引っ越した時には 優雅なコンド暮らしができることは ものすごくラッキーだと思ったけれど それ以上のことは はっきり言って そんなに期待していなかったのです
パタヤは有名観光地ではあるのですが 国際都市バンコクに比べれば 小さな田舎町で それどころか 実は バーなどで働いている女性目当てでやってくる外国人達がとても多い ということでも 悪名高かったりするので 平均的な日本人家族が暮らすのに それほど 好条件が揃っているとは ちょっと考えにくかったからです
だから 娘たちに会えるチャンスがあったりすると かなり度々 日本に帰っていました
ところが 同じコンド内で暮らしている人達や 仕事で出入りしているタイ人との ちょっとした会話などから いろいろな生活情報がはいってきて それをもとに 自分で実際に周辺を歩き回ってみると 食事をするのも買い物にも バンコク以上に 面白くて楽しい場所が たくさんあるのだということが 段々わかってきて もしかしたら 最初の1年間で 大切な時間をたくさん無駄にしてきてしまったのではないかと ショックを受けてしまいました
一番うれしいのは 海に囲まれて暮らしているのだから 冷静に考えてみれば当たり前のことなのですが いつでも飛び切り新鮮なシーフードが手に入る事です
えび・かに・貝・魚は 目の前で 活きて動いているものを 買えるのは 当たり前です
新しい材料でお料理すると 美味しさが違うんですよねぇ
野菜や果物も 市場で新鮮なものを安く買うことができますし サラダ野菜にいたっては 最近あちこちで見かけるので もしかして今これがブームなの?と思われる 水耕栽培(ハイドロポニック)ファームが近所にあって 行くと籠を渡してくれて 根がついているものを 自分で欲しいだけ摘み取ってきて 重さを量ってもらって お金を払うという方式で いくらでも買うことができます
根がついているので 冷蔵庫に入れておけば 結構長期間保存できます
冷蔵庫に新鮮な食材が いっぱい詰まっているというのは 料理好きの主婦(え?誰?)にとっては この上なく幸せなことで それだけで 一日笑顔でいられます

高橋尚子さんの 引退記者会見が行われました
千葉眞子さんが 高橋さんの走りは 見ている人を感動させる力がある とコメントしていたけれど きっと彼女には 日本中の人が勇気や元気をもらった と思います
芸能人やスポーツ選手の一部の人達は 普段 一般人とはかけ離れた生活をしている為に 引退してから 普通の人になりきれないケースが 時々見られますが 高橋さんは きっと地に足をつけた 自分なりの人生を きちんと生きていく人なのだろう という印象を受けました
地に足をつけた と言えば 最近読んだ テニスの新しい世界NO1プレーヤーのラファエル・ナダルのコーチの話が とても興味深いものでした
彼は ナダルの叔父さんなのですが どんな方針で彼をコーチしているのかという問いに対して テニス選手である前に 良識ある人間であることが一番大事なことだ と答えています
特権を与えられて 特別な環境で練習することは 全く彼にとっては不必要なことで どんなひどいコートでも 使い古したラケットやボールでも テニスはできるし 自分の身の回りのことは自分でするのが当たり前だから 彼の為に タクシーを呼んだり レストランの予約をしたり ガットの張替えを頼んだり というようなことはいっさいしてあげない ということです
コート上での気迫のこもったプレイとは異なって 報道陣に対しては ナダルは常にへりくだった態度で ライバルを讃え 不平を言わずに悪条件を受け入れ(試合の過密スケジュールに対しての不満を表したことはありましたが)決して負け惜しみを言わず 若くしてスーパースターの地位を手にしたのに 少しも驕ったところがないのに いつも感心していたのですが 子供の頃から 常に 感謝の気持ちと周囲に対する配慮を忘れないように と育てられた結果だったのだと 納得してしまいました

熱帯モンスーン気候の真っ只中にあるタイですが 季節を感じない所とは言っても やはり 乾季と雨季があって 涼しい季節と極暑の季節ぐらいはあります
でも いっせいに作物の獲り入れをして 季節の農作物が市場に溢れる というような 日本の秋に感じるような季節感は まったくないと言ってよいでしょう
お気に入りだった 松坂屋の地下の食料品売り場で 閉店直前に ちょっと普段に比べて高価な買い物かなと迷いながらも 魚沼産こしひかりの新米を 買ってしまいました
この時期に日本に居るからこそできる 最高の贅沢のひとつです
ずっと日本に住んでいたら きっとそんなことには気がつきもせずに 通り過ぎてしまうんだろうなぁ なんて考えながら いつもにも増して 感謝の心をこめて 大切に炊きました
炊きたてのご飯は 米粒がまばゆいくらいに きらきらしていて 感動的です
こんなご飯は それだけで食べても充分に美味しそうですが  ご飯の味を損なわないように できるだけシンプルに 昔から日本人が食べ続けてきたような 魚の干物とか漬物とか素朴な味噌汁が 合うのかもしれません
間違いなく今年一番の美味しいご飯でした


裏中華街

2008年10月26日 食べ歩き
横浜中華街は 世界各地にある中華街とはちょっと趣が違っている という話を以前に書いたことがありましたが 実際に近所に住んでいて よく買い物に行くついでに見ていると 修学旅行や横浜観光の団体さんに加えて 中国人観光客も多いようで 大型観光バスが 毎日のように大挙してやってきて 大変賑わっています
中華街食べ歩き関連のブログを見ていると 表通りの大店は そういう人達で混んでいるので近所から出かけていく人達は 目立たなくて安くておいしい 自分だけが知っていると言えるような小店を 何とか開拓しようとしているんだな ということが とてもよく理解できます
実は バンコクでもパタヤでも 定番旅行ガイド本や地元情報誌等に紹介されていて 日本人は誰でも知っている みたいなレストランには 全く行く気がしなくて 何としても自力で 誰も知らない美味しいお店を見つけて見せるぞ という気持ちで 口コミや直感を頼りに あちこち食べ歩きをしているからです
日本人によく知られているお店と言うのは 日本語のメニューがあったり 従業員が片言の日本語を話したりと 一見現地に慣れていない人にはとても便利なようですが 肝心の料理がもうひとつだったり 価格設定がかなり高めだったり 更に 日本人は どんな場合でも ほとんどクレームをつけたりしないで我慢してしまう という事が知れ渡っているために 従業員がかなり生意気な態度だったり と毎回のように不愉快な思いをさせられることがあって 我ながらだんだん態度が硬化してきてしまったんだなぁと思います
それで 中華街ですが 食べ歩きブログの口コミ情報をチェックした結果 何店か 興味をそそられるところがあって この日 そのうちの一軒 栄楽園 に行ってみました
店外も店内も お店の人達の生活の場でたまたま食事させてもらっているようなシチュエーションが 我々にはなじみが深い横浜以外の中華街(?)の雰囲気そのもので 休日に家族と普段着で行く中華料理店という 安心感があります
メニューも 気取らない家庭料理風で 懐かしさを感じてしまうようなものばかり
中国人が多い街では 美味しい焼き豚やローストダックを売るお店には いつも行列ができていますが その昔 バンコクにも そういうお店が何軒かあって よく近所にある行列店に並んで 焼き豚とタレとつけ合わせにする漬物を買ってきて 家で焼き豚ご飯にすると 子供達が 大喜びしてくれたものでした
そんなことを思い出しながら 人気メニューと言われている チャーシュー丼と豚バラそばに トライしてみました 
チャーシューそのものは どちらかと言うと いつも買っている金陵とか重慶飯店のもののほうが 美味しいかな と それほど目新しくは感じなかったのですが 油が完璧に抜けていて とろけるように柔らかく ごく薄味なのにしっかりとした味わいのある豚バラには すっかり驚かされてしまいました

伊勢佐木町の松坂屋が 大勢の人々に見守られながら 閉店です
思い出の中の横浜の風景 になりそうです




 

海幸

2008年10月25日 食べ歩き
砂町銀座に行ったら 絶対にはずせない話をひとつ
遊びに行くのが決まった時から ゴンちゃんままが絶対にお昼はここで と考えてくれてたところが 砂銀にある超人気の魚屋さんがやっているという 行列のお寿司やさん
運がよいのか悪いのか かなりな雨降りだったので それほど行列ができていそうではなかったけれど 念を入れてお昼時をはずして 1時過ぎに出かけて行ったら すんなり入店できて 2階のテーブル席につくことができました
大盛りのちらしや大きなネタのにぎりを前に 幸せそうな家族連れや年配客で ほぼ満席です
それを ほとんど1人で てきぱきとサービスして回っている従業員さんの離れ業
ネタが新鮮で 盛りがよくて 値段が安くて これぞ下町のお寿司やさん って感じです
昔は 江戸前寿司といえば 粋な江戸っ子の食べものだったこともあったのに 今ではすっかり高級料理になってしまって 名のあるお寿司やさんなどは 敷居が高くて めったに足など踏み入れることはできませんが こういう庶民の味方みたいな 心意気があるお寿司やさんに出会えると 本当にうれしくなります
久々に日本酒も飲んじゃおうということで 天狗舞を常温で
小皿にのった枡の中にグラスがあって それが次々に溢れていって 最後にテーブルにまでこぼれてしまって そのサービス精神いっぱいの注ぎっぷりに びっくりです これで680円
当然ながら よくTVでも紹介されるらしくて 昨日TVに出ましたので 本日はネタ7品が半額になっております と TV登場のたびにサービスがあるらしいですが そうでなくても このぶんでは何か口実をつけては サービス品が出るのだろうなと思いました
混みあう時間帯を外れていたこともあって 好きなネタを何種類か つまみで切ってもらって 夕方5時までというメニューの中から 贅沢にぎりのセットを2人で分け合って ゆっくりのんびりと とても心地よく食べたり飲んだりできました
全部食べきれないぐらい満腹してしまったのに それで 2人分で6000円台なのですよ
新鮮なネタのお寿司も 感動的にうれしかったけれど 何よりも良い思いが残ったのは 人気店にありがちな 急かされたり周りを気にしたり サービスが感じが悪かったり ということが まったくなかったことかなと思いました 



砂銀

2008年10月24日 ちょっとお出かけ
行って来ました 今話題(?)の 南砂町
昨年までLAに住んでいた ゴンちゃんのままhttp://diary.jp.aol.com/cfxpajtg4yc8/が 紆余曲折の末に(大げさ)東京に戻ってきたのですが 超有名芸能人もご近所に住んでいるという 某高級住宅地にある自宅には 事情があって帰ることができず 何故か今は江東区に住んでいるのです
ご近所の大島(おおじま)には 夫の妹家族がいて そこそこ仲良くしてはいるのですが あちらは夫婦で仕事をしていることもあるし それほど気軽に遊びに行かれる訳ではなくて そのあたりを歩き回ったことは 10年以上前に一度あるだけでしょうか 
今まで行ったことのない所に行くのは 大好き です
知らない街を歩くのは これが生きがいかな と思えるぐらい いつもわくわく心が躍ります
横浜からも 意外に近い江東区 45分ぐらいで行けるので 大漁旗でも盛大にたててくれたらうちの窓から見えるかもしれないです(訳わからんし)
砂町は 江戸時代に開拓された土地なので 古くからある街の佇まいもそこここに残っているけれど 何といっても 日本橋から南砂町まで10分というビジネスエリアに直結した地下鉄が通っていることから 再開発が加速してきていて 今や 首都圏で最もホットな居住地域として注目を集め始めています
最近 昔ながらの下町商店街みたいな所を見て歩くのが 趣味のようになっていて 今回 是非行きたいと思っていたのは  砂町銀座 だったのですが 巨大ショッピングモール SUNAMOが ちょうど10月9日にオープンしたばかりだったので ついでにそちらもしっかりと覗いてきてしまいました 
新旧のお買い物スポットが あまりにも対照的で ショッピングモールに行けば 買い物も食事もお茶も 1ヶ所で必要なことが すべて事足りてしまうような気がするのですが やはり商店街で買い物をすると 人と人との親密なコミュニケーションがあって それぞれの場所で お店の人の 売っているものへのこだわりや愛情がじかに感じられて こういうものをなくしてしまっては絶対にいけないんだな ということを あらためて強く感じました
魚屋さんでもおでんやさんでも いろいろ買いたかったけど 地元じゃないんだし 荷物が多くなると電車に乗るのが大変だからと 残念ながらあきらめて でも 1個150円3個で400円という まんまるい砂銀メンチだけは しっかり買って帰りました おいしかった!!
タイの首都は 東南アジア有数のメガシティ 高層ビルの立ち並ぶバンコクですが ひとたび郊外に出ると 以前は延々と続く田畑やゴム林や未開墾の野原だったところに 時折 立派な道路が通り 区画整理がきちんとされた 工業団地があって その周辺には 世界の有名企業や日系企業の名前はいったサインが多く見られたりします
こういった大規模な工業団地は パタヤのあるチョンブリ県やお隣のラヨン県にも 何ヶ所かあって そこには特に 自動車関連の工場がとても多いために 土地開発業者は DETROIT OF EASTと名づけて 外国企業を盛んに誘致しています
パタヤやシーラチャあたりに住む人達は こういった工業団地内に会社があって ご主人がそこに通勤しているというケースが多いのですが 同じコンド内にも 日本に戻ったら 広島県とか愛知県 という自動車会社関連のご家族が かなりあります
海外で暮らしていると 同じ日本人でも 日本にいたら親しくなるチャンスがまったくないだろうなと思えるような いろいろな地方の方達と 一緒になる機会が沢山あって それぞれの暮らしぶりや考え方の違いなどを じかに感じることができて 面白いなぁと思います
しばらく前に 絶対的に少数派だと思われていた神奈川県民が コンド内に5人ほどいることが 偶然にわかって かなりローカルな話題が通じることに みんなで喜んでしまって 日本に帰ったら 絶対に県人会をやろうね(ちょっとシチュエーションが違うような気がするのですが ま いいか)と 盛り上がってしまいました
でももし本当にやるんだとしたら 愛知県民も広島県民も それ以外のどこの県民でも参加できる 広域県人会(??)になりそうですけれどね


あっさり再開

2008年10月22日 スポーツ
日本に帰ってくると 短い(実は結構ゆっくりしていることが多かったりするのですが)滞在期間中に いろいろ食べたいものを食べておかないと 後悔するかなと思ってしまったり また人と会って食事をする機会が 普段よりもずっと多くなってしまうことなどから どうしても摂取カロリーが オーバーしてしまいます
などと いろいろ言い訳してますが 当然体重も増えます
どうしても運動不足が気になってしまって やっぱり走りに行こうと思って みなとみらいにあるスポーツ専門店に ジョギングシューズを買いに行きました
若い男性店員が 質問をまじえながら どんな靴がよいかと親切にアドバイスをしてくれて 試し履きをさせてもらったので ちゃんと納得して 良い物を選んで買うことができました
今日は早速息子が出かけたあとに 新しい靴を履いて みなとみらい方面を走りに行きました
オフィスビルが沢山ある場所なので 通勤時間と重なって 昼間にはない人通りの多さです
人目があると すこしでもかっこよく走ろうと 腿をしっかりあげて 結構スピードも出したりして頑張ってしまうので 久しぶりだからすぐ息が切れてしまって 我ながら つくづく愚かだなぁとあきれてしまいます
ちょっと反省して 海辺に出て インターコンチネンタルホテルの向かいの新港パークを 沖で動いている作業船と同じペースでゆっくり走りました
そのまま 赤レンガ倉庫のまわりを大回りして 通勤エリアに戻ってくると そこまでで走り始めて約20分 あまり無理をしてはいけないと自重して そこから自宅までは ストレッチをしながら さらにゆっくり走って クーリングダウンしました 
パタヤでは 日差しの関係とかあって いつも夕方に走っているのですが 朝走ると しっかり体にエネルギーが行き渡る感じで いつもよりしゃきっと一日を過ごせそうな気がして(あくまでも気がしただけですが) なかなか良い気分でした


昨日は 以前のお仕事仲間で その昔 お祖父様が横浜税関にお勤めで 子供の頃には 近くの官舎にお住まいだったという方を ご案内しました
みなとみらい線ができてからは 渋谷から30分で元町までこられてしまうので 東京に住んでいる人達も 気軽に横浜までこられようになったこともあって 港町定番の観光スポットは ちょっと近所から遊びに来てます といったカジュアルな感じの人達でとても賑わっています
ここの所ずっとよいお天気が続いていて 歩いていると 汗ばむぐらいの陽気です
元町も中華街も 外から少しだけ様子を見ただけで 素通りしてしまって ローマステーションで 平目のカルパッチョ・牡蠣ときのこのブラウンソースパスタ・しらすのピザという 少し遅めのランチを食べました
山下公園を抜けて大桟橋公園を少し歩いてから赤レンガ倉庫へ といういつものコースです
赤レンガ倉庫には 今のようになってからは 一度も入ったことがないということだったので そういえば ボストンの港の方にこんな感じのところがあった とか ロンドンのコヴェントガーデンのマーケットにも似てるし パリにもある などと言いながら 中をぶらぶら歩きました
今まであまり考えたことがなかったのですが そういえば ちょっとここは外国な雰囲気かな
その後 ワールドポーターズに行って 週末はいつ行っても満席になっている紅茶専門店で 間近にある高級ホテルや観覧車や海を眺めながら お茶を飲みました
彼女によれば 通りすがりに横浜のお店を見ていると 東京とはちょっと違った物が置いてあるから ついつい余計な買い物をしてしまう ということで 横浜の絵が入ったトランプ・バジル風味のチーズペースト・刃先が取り替えられるカラフルなはさみ(お孫さん用?)をご購入
帰りには 野毛にすっかりおしゃれになってリニューアルオープンした 焼き鳥やさんの 安兵衛 にも寄ってみたら お店がずいぶんと遠くなっちゃったから なかなか来られないでしょう などと言われて笑ってしまいました
せいぜい300Mぐらい 遠くなっただけなのに・・・・・・

パタヤにいる時には コンドにプールやテニスコートだけでなく スカッシュコートや卓球・ビリヤード台もある 恵まれた環境で いつでも好きな時に体を動かすことが出来ます
こんな環境で暮らせることは 日本では絶対にないので 折角だからと 特にスポーツ好きということでもないのですが 一応健康のためにも何かしたほうが良いかと思って 時々泳いだり たまにテニスをしたりしています 
でも 毎日のエクササイズとしてはなんと言っても 日本にいる時にも時々やっていた 歩くこと に一番時間を使っていると思います
走る というのは それとはまったく別の次元のことで ちゃんとしたスポーツを専門にやっている人とか もともと運動の才能があって 体力にも自信がある人達がやることだという意識が ずっとずっと心の中にありました
でもふと気がつくと 最近自分の周りに 何故か 走る人 が多いんですね
一番身近では 夫が1年ほど前に 友達に誘われて ローカルのマラソン大会で走ってみたらそれがとても楽しかったらしくて 今では車でいける範囲のところで行なわれる大会には 都合がつく限りでかけていくようになりました
8月の定期健康診断の結果があまりよくなくて 落ち込んでいた時に 走り始めてから すべての数字がよくなったから ためしに走ってみたら?と夫に言われて そうかなと思ってしまったのが 走り始めたきっかけです
最初は 少しづつ走ったり歩いたりしていて 100mも走るとすぐに息がきれていたのに 2~3回続けるうちに ゆっくり走れば苦しくないということがわかってきて 10日もすると 平らなところを走るのなら 休まずに走り続けられるようになってきました
さすがに毎日は厳しいので 週に3~4回ぐらいのペースですが 始めて2週間後には 緩やかな坂ならのぼれるようになって 思っていたよりもずっとすぐに どんなところでも止まらないで走り続けられるようになりました
家の周りは どこも坂道で かなりな急坂もあるのですが 帰国する前には 歩いている人を追い越せないぐらいゆっくりしたスピードではあっても 休まずに1時間ほど走って帰ってこられるようになって 予想以上に頑張れることに 自分で驚いています
日本に戻ってからは 走れるような靴がなくて 折角走れるようになったのだからもったいないと思って ウォーキングシューズで走ってみたら たちまち膝をひどく痛めてしまって 残念ながら現在は 自粛しています
日本の秋は 特に美味しいものが多くて 誘惑に勝てないので 体重減はともかくとして 体脂肪率が激減したことが 目下の一番の効果かなと喜んでいるところです




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