日本でずっと暮らしていると 同じ会社で働いていても 家族同士が親しくなる機会は ほとんどありませんが 海外駐在していると 奥様同士の親睦をはかるランチの会などが定期的にあったり 日本人向けの習い事やイベントなども頻繁にあるので 年齢にかかわらず 同じような生活環境のお友達に出会えるチャンスが とても多いのです
今回のバンコクで親しくなった そんなお友達の1人が 帰国後に購入されたという真新しいコンドミニアムに 招いていただいて 行ってきました
場所は 都心に近いのに主婦にもうれしい 有名商店街 武蔵小山 です
白が基調のモダンなインテリアの新居の窓からは 東京湾方面が遥かに見渡せて 絶え間なく羽田を発着する飛行機が 低空飛行しているのが 眺められます
ゆっくり商店街めぐりをするつもりで 買い物袋を持って出かけました
生鮮食料品が安くて 持ち帰りができるお惣菜も いろいろ並んでいる中に どこの繁華街にもあるような チェーン店が進出していて 時代の流れには逆らえないのだろうと思うのですがそれでも ずっと同じ場所で 昔ながらの商売を営んでいるという風情ある店舗も まだかなり残っているのを見ると 心が和みます
商店街のはずれで パスタとハンバーグの定番ランチを食べてから 国道を超えてその先に行くと そこからはまた別の有名商店街 戸越銀座 になりました
ぶらぶら歩きながら 一つ一つのお店や横丁を眺めていく 楽しい主婦の散歩です
以前 大井町に住んでいた頃によく通っていたのに 一度も行ったことがなかった戸越公園にも 案内図を頼りに行って見ると 武家屋敷だった頃の風情がしのばれる庭園が 今では区民の憩いの場となっていて この季節は木々の紅葉も見事です
散々歩きまわってから 大して自慢にもならない方向感覚に感謝されながら戻ってきて 最後に すこし離れているけれど毎日のように通っていてここのところのお気に入りという 駅の反対側からさらに歩いていく商店街 に連れて行ってもらいました
駅前のメインの商店街よりも ずっと小規模ですが その分さらに庶民的で もっと日常生活直結型で 生鮮食料品も見るからに新鮮で 地元民や仕入れの人や事情通の人達しか出入りしていないという感じのところです
見るからに新鮮な鱈の肝が安かったので 思わず手が出てしまいました
高校生の愛娘さんが 学校の行事でしばらくお留守になっているうえに ご主人も帰りが遅いということなので 一緒に晩御飯を食べようと 人気が高いスペイン赤ワインも買いました
彼女が作った豚肉のリェットを椎茸に詰めて焼いて 中華街で買った叉焼の薄切りに白髪ネギをたっぷり乗せて それにたれと芥子をつけて 鱈の肝をソテーしてにんにく・セロリ・パセリのみじん切りを加えてさらに炒めて 白ワインと醤油で味付けして 夜景を眺めながら できたものをつまみながら 美味しい赤ワインを飲んで ほんのりほろ酔いの楽しい一日でした



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