高橋尚子さんの 引退記者会見が行われました
千葉眞子さんが 高橋さんの走りは 見ている人を感動させる力がある とコメントしていたけれど きっと彼女には 日本中の人が勇気や元気をもらった と思います
芸能人やスポーツ選手の一部の人達は 普段 一般人とはかけ離れた生活をしている為に 引退してから 普通の人になりきれないケースが 時々見られますが 高橋さんは きっと地に足をつけた 自分なりの人生を きちんと生きていく人なのだろう という印象を受けました
地に足をつけた と言えば 最近読んだ テニスの新しい世界NO1プレーヤーのラファエル・ナダルのコーチの話が とても興味深いものでした
彼は ナダルの叔父さんなのですが どんな方針で彼をコーチしているのかという問いに対して テニス選手である前に 良識ある人間であることが一番大事なことだ と答えています
特権を与えられて 特別な環境で練習することは 全く彼にとっては不必要なことで どんなひどいコートでも 使い古したラケットやボールでも テニスはできるし 自分の身の回りのことは自分でするのが当たり前だから 彼の為に タクシーを呼んだり レストランの予約をしたり ガットの張替えを頼んだり というようなことはいっさいしてあげない ということです
コート上での気迫のこもったプレイとは異なって 報道陣に対しては ナダルは常にへりくだった態度で ライバルを讃え 不平を言わずに悪条件を受け入れ(試合の過密スケジュールに対しての不満を表したことはありましたが)決して負け惜しみを言わず 若くしてスーパースターの地位を手にしたのに 少しも驕ったところがないのに いつも感心していたのですが 子供の頃から 常に 感謝の気持ちと周囲に対する配慮を忘れないように と育てられた結果だったのだと 納得してしまいました

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