約25年前、我々が始めて、バンコクで暮らすようになった頃は、現地駐在の日本人にとって、タイ料理というのは、せいぜい、トムヤムクンという有名なスープがあるらしい、というくらいの認識で、全く未知の世界の物でした
その後、タイ観光年などがあって、日本からの観光客も飛躍的に増えて、それとともに、タイ料理もかなり脚光をあびるようになりました
いまでは、日本全国津々浦々にタイ料理のレストランがあって、人気メニューの2-3品ぐらいは、誰でもあげることができると思います
よく、家でもタイ料理を作っているんですか?と、質問されます
お料理上手の友人で、タイ料理を作ってお客様にお出しして、大人気を博している人もいるのですが、自分としては、タイ料理というのは、やっぱり現地の人が作ったものには、どう逆立ちしてもかなわないと思っているので、家では殆ど作らないのですね
そのかわりに、お客様をタイ料理でもてなしたいという時には、ここが美味しい!! と自信を持っておすすめできるようなレストランを、常にチェックしておくようにしています
タイでは、屋台に限らず、どんなレストランでも、簡単にテイクアウトできるので、おすすめ料理を何品か持って帰って、自宅でおもてなしすることも、よくあります
でも、タイ独特の炒め調味料やソースなどは、使いこなせるとなかなか楽しいので、タイ料理ではないけれど、自分流のお料理に、いろいろと取り入れたりはしています
そのなかでも、前述のお料理上手の友人に教えてもらった、すぐれものは、GOGIという天ぷら粉(唐揚げ粉?)です
いつも、中途半端に残ってしまう事が多い牛蒡を、居酒屋さんのメニューみたいに、スナック感覚で揚げてみたら、もちもちっとした粉とシャキシャキ感の残った牛蒡が、なかなか良い感じでコラボしてました

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