我が家は、サラリーマンのお父さんの転勤で、いまだに住所が転々としていますが、実家は生まれてからずっと同じ場所にあって、今も母がそこで一人で暮らしています
我が家と違って、引越しをしないことがわかっているので、家の中の整理やら模様替えやらが、どうしても後手後手になっているような気がします
まぁ我が家の場合も、数年前に遂に自宅を購入してしまって、それ以来、半定住モードになっているので、あまり人ごとではないですね
私達が子供の頃から、かれこれ50年近く使っていたダイニングの椅子を、今回新調したらしいのですが、母から、梱包材を資源ごみに出すのを手伝って欲しい、と言われたので、いつもより30分早く朝食を用意してから、家を出て実家に向かいました
キャスター付きの新しい椅子は白で、ソファとマッチしていて、なかなか良い感じです
ごみ出しをしてから、母と二人で朝ご飯を食べて、その後、小町通りに用があると言う母を見送りながら、帰ることにしました
一人になると、いつも街歩きをする時に必ず感じる不思議な感覚、即ち、今日の場合は、絶対に人ごみの中を歩いて、鎌倉駅から電車に乗りたくないし、できれば源氏山から葛原が岡を通って北鎌倉に行きたい という強い気持ちが起こってきました
何故か、知らない街を歩いていても、いつも ここで曲がりたい とか こっちの方向に行きたい というような気持ちが、自然に湧き上がってくるんですね
もうどこでどんな道草をしていようと、誰にも迷惑がかからないので、心の声(?)に従って、寿福寺の裏から、山登りのハイキングコースを歩いてしまいました
小学生の頃に、よく遠足などで歩いた、思い出の多い道です
山の上に出ると、そこには、昔よくシートを敷いてお弁当を食べた草はらはなく、あちこちにベンチのある、きちんと整備された公園になっていました
そこから、かなり急な坂道を下っていくと、思っていた通り浄智寺の脇の道に出て、そこから北鎌倉駅までは、思っていたよりもかなり近かったのが、意外な感じでした

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