ヒアリングが問題

2005年11月21日
最近ネット上でさる英会話学校が、アイルランドにいる先生と直接電話で話が出来る授業がありますと宣伝しているのを、ちょっと通りすがりに見かけて、びっくりしてしまいました
というのは、この9月に1週間ほど末娘の友人のアイルランド人の夫婦を、バンコクの家に泊まらせてあげたことがあって、その時に生粋のアイルランド人であるご主人の英語がなかなか聞き取れなくて、会話するのにかなり苦労した記憶がまだ新しかったからです
彼はとても礼儀正しくてやさしくて良い人だっただけに、何を言われているのかいまいちわからなくて、何度も聞き返さなくてはならなくて、申し訳ないような気持ちになることがよくあったのです
彼らも、私がイギリス英語よりもアメリカ英語を聞く機会のほうがずっと多いことをよくわかっているので、イギリス人の父とアメリカ人の母をもつ奥様は、私だって時々彼が何を言っているのか全然わからないこともあるんだから気にしないで何度でも聞いて、それにともかく私達は日本語を話せないわけだし、と言ってくれて随分助かりました
英語を話す人達で、相手にだけ自分達の言葉を話してもらって会話するのはフェアじゃないと考える人も、最近では少しずつですが増えてきたような気がします
そんなことがあったので、現地にいるアイルランド人の先生と直接会話というのを見た時に、真っ先にその時の記憶が蘇ってしまったのですが、もちろんイギリス英語を身につけたいという人も大勢いるのだろうし、そういう人達にとっては効果的な方法なのだろうなと思いました

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