懐石コース

2004年12月4日 食べ歩き
週末ランチはこれが最後になりそうなので、あれこれの事情を考えた結果、関内駅近くの路地にある 茶寮 に行くことになりました
直接予約に行った時には、混んでいるのかなと思ったのですが、そんなことはないようで、早い時間だったせいか店内に人影は無く、2階の個室に案内されました
畳敷きの部屋に、丈の低いテーブルといすのセットが置かれていて不思議な感じです
畳に正座と言うのは、特殊な世界をのぞいて、ごく普通の日本人の日常生活からは消えてしまった習慣なのだなと思いました
お酒のリストに飛露喜をみつけたので、お願いしました
ほんのりと独特の甘味が感じられて、それがすうっと消えてゆくさわやかな後口の、気持ちの良いお酒です
お料理は
あん肝におかひじきと白髪葱・ほうれん草と松笠いかとしんじょのお椀・まぐろ うに しまあじのお造り・海老芋の印籠煮に絹さやと舞茸・甲羅入り焼きがにのかにみそ和え・金目鯛の磯焼きと銀杏・鶏雑炊とお漬物・わらびもち
最初の三品はタイミング良くとんとんと出てきたのですが、その後は一品一品待たされること待たされること 途中でやめて帰ろうかと思ったくらいです
かにみそは大好きなのですが、味付けが妙に甘くてがっかりしてしまいました
お料理を出す時にも、決して感じが悪い人ではないのですが、こちらは低い位置にいるのに、立ったまましかもテーブル越しなのはどうかなと思いました
もうひとつがっかりしたのは、お茶が全然おいしくなかったことです
場所柄、官庁やお役所関係の接待に使われることが多いからなのかもしれませんが、個人で行くのはちょっとかなしいかな
もっと割り切ってお得なコースにしたほうが良かったのかもしれません

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