メリハリ

アメリカの大手（？）の大学は、専攻科目によってそれぞれの研究がよりふさわしい環境でできるように、世界各地に海外学習の拠点を持っています
長女もアメリカの大学でしたが、インターンシップはロンドンでやりました
次女の場合はNY州郊外にある大学の学生ですが、前の学年は海外学習をしても良い学年だったので、都市計画が専攻の彼女は、前半はワシントンDC後半はローマのプログラムに応募して選考をパスしたので、一年間は大学の本拠地以外にいました
ローマの場合は、短期間の間に勉強することがぎっしりと詰め込まれているプログラムなので、それだけでも大変ですが、語学の習得もし、アパートで自炊生活をして、折角違う国にいるのだからとまとまったお休みには旅行もして、その上親も遊びに来たりして、無駄な時間が全然なしみたいな毎日だったみたいです
学校でも、ほとんどの週末には他の都市への研修旅行に行くなど、無駄なく実に充実したプログラムが用意されていて、いろいろな都市の歴史や成り立ち・独自のシステム・社会福祉・地域社会の問題などを学ぶとともに、一般の人は入れないような遺跡を権威のある考古学者の先生の解説付きで見学できたりという機会も一度ならずあったようです

以前学校の父兄面談の時に、彼女は家で何をしていますか？　と聞かれて、　TVを見たり寝転んで本を読んだり　と恐る恐る答えたら、先生がほっとした顔をされて　それを聞いて安心しました　と言われました
家はリラックスするための場所なのだから、ゆっくりと安心して自分の好きなことができるのが一番ですと

夏休み　久しぶりの実家でぐーたらしていて本当に幸せそうに見える娘です

夕食は、デパートの食料品売り場に行って、食べたいものをいろいろ買って来て、梅酒オンザロックをワインで割って飲みながら楽しく食べました