羊飼いの食卓

度重なる転勤・引越しで大好きな本をたびたび整理しなければならないのは、とてもつらいことでしたが、それでも引越し屋さんに言わせると、まだずいぶん多いようです
そのほとんどが洋物のミステリーと料理の本ですが、中には、大して気に入ってるわけではないのだけれどシリーズになっていて一度買い始めたからには全部そろえたいと、勢いで集めてしまったものなどもあったりします　　早く整理しろ〜
まぁたとえシリーズであっても1〜2冊で十分というものもありますけどね
また、とても気に入っているシリーズで現地ではどんどん続編が出ているのに、日本ではあまり売れなかったみたいで、最初の2〜3冊で打ち切りになっているものもあって、そういうものは旅行先で古本屋に立ち寄ったりして、必死で探したりしてしまいます
今は本の検索もPCであっけなくできてしまう訳で、古本屋めぐりなんて無駄なことのようですが、やはり本好きにはかけがえの無い楽しみ＆幸せな時間だと思ってます
そういった本棚の中で、日本人の書いたエッセイはかなり珍しい存在といえますが、この本は一番大切でお気に入りのもののひとつです
野山にあるあらゆる自然の恵みに感謝しながら生きる、太田愛人さんという牧師さんが書かれたものですが、宗教的な押し付けがましさとはまったく無縁のとても痛快な素敵な読み物です

都会のスーパーには珍しい山菜を見つけて、ついつい買ってしまって、それでこの本のことを思い出したというわけでした

ご飯　しらたきと莢えんどうの味噌汁
メロー西京漬け　豆腐・しらす・青梗菜の卵とじ　蔵王産うるいのゆず味噌和え　グリーンカール・ベビーリーフ・たまねぎ・ミニトマトのサラダ